法人の年間を通して必要な届出まとめ

法人の年間を通して必要な届出について記載します。

2018年11月に法人を設立した私ですが、2020年7月現在、売上なし、従業員なし、役員報酬なしの休業ひとり会社の状態です。
このような状態でも役所へ提出する届出は年間を通して若干存在するため、以下に法人の必要最低限な届出としてまとめます。

確定申告

売上なしでも決算と確定申告は必要です。
売上なしのため法人税は発生しませんが、法人住民税均等割の納付は必要となります。

提出先:税務署
提出時期:決算日から2か月以内

所得税徴収高計算書

従業員なし役員報酬なしのため源泉徴収は発生しないのですが、「源泉徴収額は0円なので納付額は0円です」という内容の届出をする必要があります。

提出先:税務署
提出時期:毎月あるいは7月と1月の年2回
※税務署に「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を提出している場合は、半年分を1回にまとめて提出できる特例があります。

給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表

従業員なし役員報酬なしのため、「給与支払や役員報酬の支払額は0円です」という内容の届出をする必要があります。

提出先:税務署
提出時期:1月31日期限

償却資産税申告書

どのような償却資産を所有しているかを申告する書類です。
所有資産がなくても「所有している資産はありません」という内容の届出をする必要があります。

提出先:都道府県税事務所
提出時期:1月31日期限


以上が法人の年間を通して必要な届出についてのまとめとなります。

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