税務署へ所得税徴収高計算書を提出する

税務署へ提出する所得税徴収高計算書について記載します。

会社や個人事業主が報酬を支払う場合、支払いのたびに支払う金額に対して所得税ならびに復興特別所得税を源泉徴収することが定められています。
徴収した所得税を国に納入する際に用いる書類が所得税徴収高計算書です。

徴収した月の翌月10日までに提出する必要があります。
ただし、税務署に「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を提出している場合は、半年分を1回にまとめて納付できる特例があります。
1月から6月分：7月10日までに納付
7月から12月分：翌年1月20日までに納付

税務署での窓口提出のほか、郵送やe-Taxによるオンライン提出が可能です。

以下に届出提出手順を記載します。

①e-Taxソフトを起動し、取得した利用者識別番号でログイン

②作成 -> 申告・申請等 -> 新規作成　をクリック

③種類：申請・届出、税目：源泉所得税を選択

④徴収高計算書関係 -> 給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書(納期特例分)を選択し、任意名称を設定

⑤必要な情報を入力し、作成完了をクリック

上記は、売上なし、従業員なし、役員報酬なしの状態の法人が、1月～6月分をまとめて7月に届出した例となります。

送信可能一覧 -> 送信 -> 送信対象を右クリック -> 送信で完了

送信した届出の状況は、メッセージボックスより確認することができます。

以上が税務署へ提出する所得税徴収高計算書についての解説となります。

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