法人設立作業・手続きまとめ

前回の記事はこちら「法人の基本事項を決定する」

法人設立時の基本事項を決めたあとは、登記に向けての各種作業、手続きを進めていくことになります。
以下に私が実際に法人設立時に行った作業、手続きを一覧としてまとめましたのでご参考にしてください。

前準備

法人の住所を決定する

印鑑を作成する

マイナンバーカードを発行する

登記

定款を作成する

公証人役場での定款チェック

証明書付きの電子定款を作成する

公証人役場での電子定款認証

電子公告HPを用意する

定款の中で広告の種類を「電子公告」にした場合、電子公告用のホームページを用意しましょう。
定款にURLを定義する必要はありませんが、登記申請時にURLが必要となります。

出資金の払込をおこなう

代表者の個人口座に出資金を振り込みましょう。
登記申請時に出資金の払い込みを証明する資料が必要となります。
振り込み日は「定款認証日以降」である必要があるのでご注意ください。
私は他の役員、社員がいないひとり会社の設立だったため、自分のA銀行口座から、自分のB銀行口座へ振り込みを行いました。

登記申請

登記後の届出

法務局

印鑑カード交付申請書

こちらの記事の「印鑑カードの発行」を参照ください(申請書のサンプルあり)。

履歴事項全部証明書

都道府県税事務所へ提出する「法人設立届出書」の添付書類として1部必要となります。
私はこのタイミングで上記の他にバーチャルオフィス契約会社提出用と銀行口座開設用の合計3部を発行しました。

税務署

法人設立届出書

給与支払事務所等の開設届出書

青色申告の承認申請書

源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

都道府県税事務所

法人設立届出書

補足

私の場合、従業員なしのひとり会社かつ自身への役員報酬なしで設立したため、以下の届出は不要でした。
ひとり会社で役員報酬ありの場合や従業員を雇う場合は、各種届出が必要となりますのでご注意ください。

・年金事務所への健康保険・厚生年金保険新規適用届
・労働基準監督署への適用事業報告
・ハローワークへの雇用保険適用事業所設置届
など

設立費用


内容ごとの詳細は各記事に記載しましたのでそちらをご覧ください。

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