個人事業主の経費まとめ
個人事業主を運営するにあたり、収入と支出の仕訳が必要となります。
支出の中で「事業に関わる支出」が経費となるのですが、実際にどんな支出が経費になるのかを簡単にまとめてみました。
以下は私がシステムエンジニアの個人事業主として実際に仕訳をしている一例となりますので、ご参考にしてください。
地代家賃
事務所の家賃を地代家賃として計上しています。
また、事務所の更新費用等も地代家賃として計上しています。
私は事業専用の事務所を構えておらず、自宅兼事務所としています。
その為、家賃全額を経費として計上せず、家賃の一部を地代家賃として計上しています。
これは家事按分と呼ばれるもので、プライベートと事業それぞれの用途が混在する支出を、プライベート使用分と事業使用分に分けるものです。
水道光熱費
事務所の電気、水道、ガス料金を、水道光熱費として計上しています。
こちらも地代家賃と同様に全額を経費として計上せず、費用の一部を水道光熱費として計上しています。
通信費
携帯電話料金とインターネットプロバイダ料金、アンチウィルスソフト料金を通信費として計上しています。
携帯電話はプライベートとは別に事業用を持っているので、事業用携帯電話料金は全額を通信費として計上しています。
インターネットプロバイダ料金とアンチウィルスソフト料金は自宅兼事務所での契約のため、家事按分した費用の一部を通信費として計上しています。
旅費交通費
お客様先への交通費を旅費交通費として計上しています。
打ち合わせでの訪問や、客先常駐案件での定期代等が対象となります。
接待交際費
お客様や同業者との食事、飲み会等の支出を、接待交際費として計上しています。
あくまでも事業を円滑に進めるにあたり必要な交際であることが前提となりますので、領収書はもちろんのこと「いつ、どこで、だれと」の記録も残しておきます。
消耗品費
事業に必要な書籍、文房具類、PC関連用品等の購入費用を消耗品費として計上しています。
基本的に消耗品費の限度額は10万円とされているため、事業用にPCを購入する際は、なるべく10万円未満のものを購入するようにしています。
雑費
事業に関わる振込手数料を雑費として計上しています。
以上が個人事業主の経費まとめとなります。
ご購読ありがとうございました。
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